毛周期は部位によって違います

毛周期をストップするには

毛周期は1本1本の体毛にあり、すべての体毛が皮膚から見えているわけではありません。個人差もありますが、全体の3分の1程度しか肉眼では分からず、そのほかの体毛は皮膚の下にあります。体毛は抜け落ちたり剃ったりすると一時的に見えなくなりますが、毛母細胞が皮膚の下に残っている限りまたすぐに生えてきます。
ですから、生えてこないでほしいムダ毛の毛周期をストップさせるためには、単純にカミソリで剃ったり毛抜きで抜いたりするだけでは不十分なのです。そのため、毛根組織に直接ダメージを与えて生えにくく、抜けやすくして毛穴がふさがったツルツルの肌を作る永久脱毛だけが、今のところ毛周期をストップできる技術と言えます。
しかし、永久脱毛も1回の施術では脱毛を完了することはできません。施術と施術の間を2か月ほど空け、6回から10回繰り返すことではじめて効果が実感できるでしょう。肌に優しいとはいえ、本来生えていて当然の体毛を人為的に抜くわけですから、実際は施術のたびに軽いやけどを起こしたような状態になっています。エステや専門のクリニックでの施術では、脱毛後に冷却や保湿で肌を徹底的にケアするサービスがセットになっている場合が多いので、家庭用脱毛器を使用するよりもトラブルは少ないと言えるでしょう。

脱毛コラム:医療の脱毛について

医療脱毛は怖くない?痛みとリスクを解説

気になる部位の毛周期を知ろう

体毛には体温を保ったり外的な刺激から皮膚を守るという大事な役目がありますが、部位によってはムダ毛と感じることもあります。主にワキやひざ下、ビキニラインなどが女性がムダ毛と感じる部位でしょう。
こうした部位の多くは性毛と呼ばれる太く濃い体毛が生えやすく、日本人女性の場合は肌が白いので、黒々としている性毛はとても目立ちます。ですから、肌が白くても体毛の色が金髪や白色の外国人に比べてより体毛をコンプレックスに感じる傾向があります。
人間の体の中で一番毛周期が長いのはもちろん髪の毛です。毛根から成長をはじめ抜け落ちやすくなる退行期を迎えるまでには4年ほどかかります。これに対して、一番サイクルが短いのは眉毛です。手足の体毛は、皮膚の外に出てからの成長期間が長い点が特徴です。脱毛コースで人気が高いワキ、ビキニラインは一度抜くと次に生えてくるまでに意外と時間がかかり、約4か月で皮膚表面から確認できるようになります。
しかし、ワキは血管が集まっている部位を守るため、ビキニラインは陰部を守るために体毛が密集しているので、皮膚の下にスタンバイしている毛根は無数で、体毛の生える方向もバラバラですから、自己処理が難しい部位でもあります。